ご遺骨を納める骨壺には、サイズや素材、デザインなどさまざまな種類があります。
ここでは、一般的な骨壺の種類や特徴についてご紹介いたします。
1. サイズ
骨壺のサイズは、ご火葬後のご遺骨の量や地域の慣習によって異なります。
- 4寸(約12cm) … 石川県でお墓に納骨する際に多く選ばれるサイズです。
- 7寸(約21cm) … ご遺骨をすべて収める場合に選ばれることが多いサイズです。
- 3寸(約9cm)以下 … 分骨用や、納骨堂・手元供養用として使用されます。
※ 加賀市は3寸壺 ・ 能登は7寸骨箱が一般的です。
2. 素材
- 陶器製
最も一般的で、白無地から絵柄付きまで幅広い種類があります。 - 磁器製
高級感があり、滑らかな質感が特徴です。 - ガラス・クリスタル製
透明感が美しく、モダンな印象で手元供養にも人気です。 - 金属製(ステンレス・真鍮など)
耐久性が高く、屋外納骨にも適しています。
3. デザイン
近年は、従来の白壺だけでなく、色や模様の入ったデザイン骨壺も多く選ばれています。
- 桜や菊などの花柄
- 九谷焼を用いた石川県ならではの工芸骨壺
- ガラス細工を施した個性豊かなデザイン
4. 選び方のポイント
- ご自宅安置か納骨堂か、安置場所によるサイズ選び
- 故人様のご希望やお好みを反映したデザイン
- 将来的なご供養方法(分骨・合祀など)に合わせた素材選び
骨壺は故人様を偲ぶ想いを形にする大切なものです。
選ぶ時に迷われた際や、分骨で骨壺が必要になったときには、お問い合わせください。

