あと数日で新年を迎えますね!皆さまのご家庭では大掃除はお済ですか??
私の自宅も大掃除を…といいたいところではありますが、、笑
さて、皆さまよく身内に不幸があった場合、翌年のお正月ではお祝い事を控えた方が良いという話しを聞いたことありますよね。でも、本当のところお正月はどこまで控える必要があるのかわかならない方は多いと思います。そこで、葬儀のプロが3分で解説します!
そもそもなぜダメなのか??
身内に不幸があった翌年のお正月を祝わないとされる理由は、「喪に服している期間に、年神様を迎える“祝いの行為”を慎むため」です。これは宗教的な戒律というより、『日本人が長い時間をかけて育ててきた慎みの文化』に基づく考え方です。
① お正月は「年神様を迎える祝いの儀式」
日本のお正月は、単なる休日ではありません。
☆年神様(としがみさま)を家に迎える
☆五穀豊穣・家内安全を願う
☆門松・しめ縄・鏡餅などで“清め・祝い”を行う
② 喪中は「死の穢れ(けがれ)」を家に留めている期間
日本の古い死生観では、『死=穢れ(不浄)』や『穢れは一定期間、外へ持ち出さず静かに過ごす期間』と考えられています。そのため、神様を迎えることや派手に祝うこと、賑やかに振る舞う行為は、年神様に対して失礼にあたるとされている。
③ 「祝ってはいけない」は“禁止”ではない
誤解されやすい点ですが、「祝ってはいけない」ではなく「祝わないのが丁寧」というのが考えです。
④ なぜ「翌年」なのか?
一般的に喪中は、四十九日までは忌中(もっとも慎む期間)で、一周忌までが喪中となります。そのため、年をまたぐと喪中の正月にあたることが多くなりますので、年賀状を控えることや正月飾りをしないという慣習が生まれました。
⑤ 仏教的にはどうなのか?
実は、仏教には「正月を祝ってはいけない」教えはありません。どちらかというと、神道的要素が強く、現在では家庭や地域、宗教によって考え方がことなります。
⑥ 現代的な正しい捉え方(葬儀のプロとして)
☆無理に我慢するものではありません。ただし、派手なお祝いは控え、
静かに新年を迎える、というお気持ちで過ごす。
☆挨拶は「おめでとうございます」を使わない。
⑦ 初詣は行ってもよいのか??
喪中でも初詣に行ってはいけないという決まりはありません。
ただし、「行き方・気持ちの持ち方」に配慮するのが、日本的な考え方です。
◎ 実務上の正しい整理(重要)
1)忌中(四十九日まで)期間は、神社参拝は控えるのが一般的です。
※あくまでも、禁止ではなく配慮です。
2)喪中(忌明け〜一周忌まで)期間は、初詣は行ってもよいですが、以下の事を気を付けましょう。
・「お願い事」より「報告・感謝」
・お守り・破魔矢は必要なら可(気になるなら避ける)
・派手な服装は避ける
・騒がない
⑧ よくある追加質問
Q. おみくじは引いていい?
→ 問題ありません(気になる場合は控えてもOK)
Q. お守りは買っていい?
→ 生活安全など実用的なものは問題なし
Q. 子どもだけ行かせてもいい?
→ 問題ありません
いかがでしたでしょうか?
皆様のお役にたったのであれば幸いです。
仏事やマナーのことって難しいですよね・・・。そんなテーマをこれからも引続き配信していきますのでこれからも『人季』のホームページを見ていただければ嬉しいです。
