冬季オリンピックの時期は、現地に行けなくてもテレビや配信を通じて競技を見守り、遠くからでも気持ちを届けられることを改めて感じます。葬儀に参列できない時も、離れていても弔意を伝える方法があります。参列の有無にかかわらず、大切な方を想う気持ちに向き合う”ひととき”を持てることは、きっと支えになります。

参列できないと分かったら、まずは短い連絡を入れます。大切なのは、遺族の負担を増やさないことです。事情は詳しく書かず、「参列できない」ことと「お悔やみ」を簡潔に伝えます。電話が難しければ、メッセージ(短文)やメールでも構いません。
「ご逝去の報に接し、心よりお悔やみ申し上げます。都合により参列が叶わず申し訳ありません。ご冥福をお祈りいたします。」
「突然のことでお言葉もありません。参列できませんが、心よりお悔やみ申し上げます。」
弔電は、文章が短くても失礼になりにくく、遺族の手間も増えにくい方法です。式に間に合わないことがあるため、訃報を受けたら早めが安心です。
「ご逝去の報に接し、謹んでお悔やみ申し上げます。安らかなご冥福をお祈りいたします。」
「突然の訃報に接し、謹んで哀悼の意を表します。ご家族の皆さまのご心痛をお察し申し上げます。」
香典を送る場合、参列できないときは現金書留が一般的です。宛名は喪主様(またはご遺族)にし、同封文は長くせず一筆で十分です。
「参列が叶わず申し訳ありません。心ばかりの香典をお送りします。ご霊前にお供えください。」
「ご逝去の報に接し、謹んでお悔やみ申し上げます。参列できませんが、心ばかりをお納めください。」
香典の代わりに、供花(生花)やかご盛などを送る方法もあります。ご家庭によっては香典を辞退されていても、お花やお供えは受け取られることがあります。式場やご自宅の状況、名札の書き方、宗教・宗派や地域の慣習で内容が変わることもあるため、迷う時はご遺族に一言たずねるか、葬儀社に確認すると安心です。

後日弔問する場合は、必ず事前に連絡し、短時間で済ませるのが基本です。訪問が難しそうなら、無理に会おうとせず、弔意が伝わる短い手紙を送るだけでも十分です。
「先日は参列できず申し訳ありませんでした。落ち着かれた頃に、短時間だけお参りに伺ってもよろしいでしょうか。」
参列できないこと自体を、必要以上に気に病む必要はありません。大切なのは、相手の負担を増やさず、失礼のない形で、弔意を丁寧に届けることです。距離があっても、気持ちは伝えられます。どうか、気持ちが届きますように。
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