毎年1月中旬に行われる「左義長」は、新年の無事と豊作を祈願する日本古来の伝統行事です。この行事では、正月飾りやしめ縄、書き初めなどを焚き上げることで、神様をお送りし、新しい年の清らかなスタートを切るとされています。
炎とともに天へ昇る煙は、願いを天に届けると言われ、書き初めの紙が高く舞い上がるほど字が上手くなるとも言われています。この火は「どんど焼き」とも呼ばれ、無病息災や家内安全を祈る神聖な火として親しまれています。
地域ごとに呼び名や風習に違いはありますが、どれも人々の生活と深く結びつき、長い歴史を持つ行事です。ぜひご家族そろって左義長にご参加いただき、新しい一年を清々しい気持ちで迎えましょう。