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最後の旅立ちを大切に

若い世代に葬儀に参加して頂きたい理由

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人季でお葬儀をご提供して、ご家族に良かったと言っていただけた具体的なエピソードをお話していただけますか?

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三木

はい。あるお葬儀の準備の段階で、故人のお孫さん達が大学受験や海外に居てお葬儀に来られないだろうということがわかったんです。

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葬儀に来たくても来られない。

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三木

そのため、私共から、当日来られない方々に何か作って貰えないかとご提案したんです。

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なるほど。

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三木

そうしたら、鶴などの折り紙や、お手紙を送って頂けました。ちょっと手を加える形ですが、遠方の方たちも参加でき、良かったかなと思っています。

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確かに!でも良く間に合いましたね?

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三木

ご相談の最初の段階で、状況を把握できたのですぐに提案することができました。

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提案した後の時間で、お孫さん達が折り紙や手紙を準備することができた。

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三木

そうですね。

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提案するタイミングが遅れていたら実現できなかったことですね。

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三木

そうですね。間に合って良かったと思います。当日間に合ったお手紙は2~3ページもある長いお手紙で、ご納棺の際に皆さんの前で代読させていただきました。

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その場にいる方々も印象的なお葬儀になりましたね。

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三木

はい、大変喜んでいただけました。今は葬儀社がメインでお葬儀が進んでいってしまう形になりがちなので、できるだけ小さいお子さん達に葬儀に参加していただくにはどうするか。ということを考えて行動しています。

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子供という部分で思い出したのですが、若い世代の方々の中では、「お通夜はいらない」とか「一日葬で済ましたい」と考える方が増えつつあると聞いたことがありますが、実際どうなのでしょうか?

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三木

若い方ばかりに限ったことではないかもしれませんが、宗教離れなど含め、「葬儀が何のためにあるのか。」ということをあまり理解せずお葬儀に臨まれている印象を受けることがあります。

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葬儀が何のためにあるのか。ですか、

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三木

はい。お葬儀は故人さまと一緒に過ごす最後の時間です。故人さまの思い出を語り合う。故人さまに今の気持ちを伝える。故人さまのために葬儀を準備する。そういう時間を過ごす場所だと思っています。

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良い言い方が見つかりませんが、自分の時間を、大切な故人さまとのお別れに積極的に費やすような感覚でしょうか。

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三木

そうです。見送りされる方々がお葬儀後に「しっかり葬儀をやって良かった」と感じていただけるかが大切だと思っています。

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故人さまと過ごす時間が短くなるようなお葬儀を安易に選択するのは良くないと。

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三木

そこまでは言いません。当然ご家族にはご家族の事情がありますし、否定するつもりはありません。短い葬儀になってしまった中でも、故人さまとしっかりお別れする時間を過ごしていただきたいと思っています。

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三木

どのような形であれ、その中で、「葬儀に参加する」という経験をさせてあげる事をご提案しています。

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なるほど。

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三木

そうしたご提案をさせていただくことで、葬儀後に「そういうことも大事なんやね」と言ってくださる方も増えているように思えます。四十九日の日に、「あん時、あんたに言って頂いて良かった」と言われたこともあります。

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慌ただしく葬儀を経験し、それが思い出になって落ち着いた時にやっとわかる価値ですかね。

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三木

はい。葬儀は一度しかありませんから。

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簡素化される葬儀を選ばれる方へ、改めて伝えたい事はありますか?

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三木

この機会に自分の生まれてきたルーツ、亡くなった方々の存在で今の私達が居るので。繋がりという事をしっかり感じて、できるだけしっかりと送ってあげようと考えていただけたら嬉しいなあと思います。

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折り紙の話もそんな気持ちから出てきた提案なのでしょうか?

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三木

はい。こうした思い出も繋がりを意識する一つになっていくと思いますし。私は普段もお葬儀に来た子供たちにはお仏壇の意味など話したりしています。

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お葬儀の場にいる子供たちにですか?

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三木

はい。話しかけて「おじいちゃんおばあちゃんが居るから、自分たちがいる事を忘れたらあかんぞ~」と声をかけるようにしています。

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子供たちはどんな様子ですか?

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三木

そうですね。素直に聞いてくれますね。

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はじめての経験ですしね

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三木

お寺さんのお話で、人間は2回死ぬという話があって一つ目は亡くなられた時、二つ目は忘れ去られた時なのだそうです。だから、私もお子さんとお話するような時は、「忘れんようにしてやってね」とお話しています。

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三木

親御さんにもですね、この子達は葬儀のことは忘れるかもしれんけど、四十九日や一周忌、三回忌のお参りの際には、亡くなられた方のお話をしてあげてくださいね。とお伝えするようにしています。

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そうした、「繋がり」について話を聞く子供たちは何か変化はあるのでしょうか?

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三木

まず、家に帰ってくるとお仏壇に「おばあちゃん、ただいま~」と言ってリンを鳴らす様になったという話は聞きました。仏壇を怖がらなくなったと。

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なるほど。

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三木

ゆくゆくは、ご先祖様への感謝となり、それは親御さんへの感謝にもつながってゆくのかな。と思います。

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葬儀と言うのは、故人のためでもあるけど、自分たちのためでもあるのですね。親である自分も、葬儀の場での子どもの経験として考えたことが無かったのでちょっと反省してしまいました。

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ありがとうございます。次の話題に続きます。

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