ありがとう納棺®の魅力
人季がご提案される納棺式「ありがとう納棺®」について、実際にご利用したご家族様が一番喜ばれることはどんなところですか?
田村
やはりお化粧を施す部分でしょうか。「安らかな顔になった」とか、「今にも起きてきそうや」とか、特に故人様が女性の方の場合などは「綺麗になったね」とか、ご年配の方の場合、納棺師がうっすらお化粧を施すと、「キレイになった~」、「生前化粧をしている頃を晩年は見ていなかったけれど、おばあちゃんキレイやったんやね~」とか大変喜んでおっしゃりますね。
故人の綺麗になった表情を見て、お別れに来た人たちも感動する。
田村
そうですね。そして、お綺麗にするのは当たり前なんだけれども、納棺師の役割っていうのは、病院や施設において感染症を気にする為に行わない処置や甘くなっている処置など、お着替えの時に事前に発見して、ご家族や御親戚の方が安心してお別れができるお身支度をさせていただく。ってゆう部分が大切だと考えています。
なるほど~
田村
意外と、お口がすこし開いてしまっていたり、わずかな体液漏れだとか、そういったものをしっかりチェックをして、最終的にきれいな状態にして皆さんとお別れができる場を提供してあげることが、「ありがとう納棺®」であり、人季の納棺師のお仕事ですってご案内をしております。
ということは、お亡くなりになられた直後は、ご担当の葬祭ディレクターさんが直接チェックされるのですか?
田村
もちろんです。例えば夜間に運ばれたとしても、まずお伺いしてドライアイスの状態を確認する際に、ご遺体を見て、診断書に記載の死因や、病気を見てどういった治療を受けてきたか、病状によっては今後どのように状態が変化する可能性があるのか。など、ある程度の知識を持っていますので。
なるほど。
田村
拝見させていただく時に、例えば、腕などから長い間点滴をしていた場合など、処置が甘くて体液漏れしていないかとか、顔色に変化はあるか、とか。
ふむふむ
田村
そういう所を見たうえで、どういったことが必要なのか、どういった処置をしなくてはいけないのか等確認させて頂いて。その後実際にお打ち合わせの中で、「今、故人様はこういう状態ですね」とか「この後こういう変化が起こる可能性がある」と説明させていただき、その上で適切な処理をする場合はいくらぐらいかかります。と処置内容やそれに掛かる費用に関するご確認をさせていただいています。
ありがとう納棺®の中にもいくつもバリエーションがあるのですか?
田村
「ありがとう納棺®」の内容はですね、機械を使う関係上、ヘッドスパですね、お湯でしっかり頭を洗ってあげる方法や、寝たきりの方が病院でおこなうようなお湯を使わない、ドライシャンプーかで費用が変わってきますが、他の内容は同じです。
なるほど。
田村
「ありがとう納棺®」とは別になりますが、清泉(せいせん)、湯灌(ゆかん)、エンバーミングなど、どの保全処置を行うかで費用は変わります。
予算などに一番影響がでるのはどの保全処理でしょうか?
田村
エンバーミングですね。葬儀を行うまでに日数がかかる場合や、お亡くなりの際の状態によりますが、皆さんと安心してお別れできる状態に戻せるかの処置の内容によって費用が決まります。もちろん、その処置や費用については事前に説明し、ご了承を得たうえで実施いたします。
それは安心ですね。すると、処置の決定についても早めにご遺体を確認し、具体的な対応内容をご家族の方へお伝えできるのも、人季のように、最初から葬祭ディレクターが立ち会えているから。でしょうか?
田村
そこは本当にご家族にとってはメリットだと思います。早めに葬儀全体の予算感が把握できるため、ご家族にとっては安心感につながると思います。
思っていた予算と、実際の請求額が違うというトラブルを聞きますが、人季の葬儀においては必ず事前に確認を踏まえて進行するのは、後味の悪い葬儀にならず安心ですね。
田村
はい。確認やご理解を得て進行するよう徹底しています。どちらにせよ、気持ち良い葬儀で終えることが出来たと思ってもらえるような姿勢でご対応させていただいております。
ありがとうございます。 「ありがとう納棺®」については、以下に公式サイトへのアドレスをご案内しています。 では、次の話題に続きます。