遺影写真は、故人を偲び、その面影を長く心に刻む大切なものです。
ご家族やご参列の皆さまにとっても、思い出を共有する象徴となるため、慎重に選びたいものです。
ここでは、遺影写真を選ぶ際のポイントをご紹介いたします。
1. 故人らしい表情の写真を選ぶ
何よりも大切なのは「その方らしさ」が伝わることです。
生前によく見せていた自然な笑顔や、穏やかな表情のお写真がおすすめです。
2. ピントが合っている鮮明な写真を
遺影は引き伸ばして使用することが多いため、ピントが合っており、できるだけ高解像度の
写真を選びましょう。スマートフォンの写真でも十分対応可能な場合があります。
3. 正面を向いている写真を
真正面、もしくは少し斜めからの角度で、顔がはっきりと写っているものが理想的です。
4. 加工・修正も可能です
背景の変更や服装の調整(喪服や普段着への加工)など、必要に応じて専門スタッフが対応いたします。
「適した写真がない」とお悩みの方も、一度ご相談ください。
5. 写真のご提出について
デジタルデータ(スマートフォンやパソコンにある画像)でも、プリント写真でも対応可能です。
写真館で撮影されたお写真や、ご家族との記念写真の一部を使用することもよくあります。
遺影写真のサイズについて
遺影写真にはいくつかのサイズがあり、ご葬儀の規模や安置場所、ご家族のご希望によって適切な
サイズをお選びいただけます。以下に、主なサイズと特徴をご案内いたします。
【一般的な遺影写真のサイズ】
四つ切サイズ
254mm × 305mm(10インチ × 12インチ)
最も一般的なサイズ。葬儀・法要・仏壇への安置にも使われます。
半切サイズ
356mm × 432mm(14インチ × 17インチ)
大きめで存在感があり、会場が広い場合やお別れ会などに適しています。
キャビネサイズ
127mm × 178mm(5インチ × 7インチ)
小さめのサイズ。仏壇用やご自宅用に好まれます。
- 複数ご用意される場合
→ ご親族やご兄弟でそれぞれお持ちになりたい場合はキャビネサイズの複製も承っております。
【額縁について】
遺影写真には、専用の額縁をご用意しております。以前は黒色の額が主流でしたが近年では紫やグレー、ピンクなど落ち着いた色が一般的となっております。
その人らしさに合わせてお選びいただけます。
