毎年この時期になると、私はひとつの習慣として神社へ足を運びます。
鳥居の前で一礼し、静かに一歩を踏み出す。
その瞬間、日常とは少し違う空気に包まれるのを感じます。
参道の中央を避け、端を歩きながら、自然と気持ちも整っていきます。
手水舎では、右手、左手、口の順に清め、もう一度柄杓を立てて柄を流す。
ひとつひとつの所作が、心のざわつきを静かに落ち着かせてくれるようです。
拝殿に着いたら、軽くお辞儀をし、鈴を鳴らしてからお賽銭を納める。
そして「二礼二拍手一礼」。
ゆっくりと頭を下げ、柏手を打ち、もう一度深く礼をする。

そのとき、いわゆる「お願いごと」はあまりしません。
思い浮かぶのは、「今年も仕事に向き合える環境がある」ということへの感謝です。
働ける場所があること。
頼ってくださる方がいること。
共に支え合う仲間がいること。
当たり前のようでいて、決して当たり前ではない日々。
そのひとつひとつを噛みしめるように、静かに頭を下げます。
帰り際に手に取るお守りは、願いを叶えてもらうためというよりも、
自分自身への約束のようなもの。
「今年も誠実に、丁寧に、仕事に向き合おう」
そんな気持ちをそっと胸に留めるための存在です。
鳥居を出る前に、もう一度振り返り、軽く一礼。
整えた心を胸に、また日常へと戻っていきます。
また一年、地に足をつけて歩んでいけるように。
この場所で整えた気持ちを忘れずに、日々を積み重ねていきたいと思います。
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